申し送りはこうやる!事例で説明!

看護師の申し送りを、具体的な事例で解説しよう。夜勤で担当していた患者Aさんが、あなたの勤務中に熱っぽいと訴えた。実際に検温したら38度程度の熱があったため、医師へ報告した所、XX日に手術を控えているという事情を踏まえ、解熱剤と採血するようにと指示を受け、その通りに処置したという背景があると仮定する。

この場合、夜勤明けに行う申し送りであなたが伝えるべきポイントは、何だろうか?あなたの勤務時間中に行った採血に関してデータは出たのかどうか、またこの申し送りの前に、医師から患者さんへの直接的な説明はあったのかどうか、という点は引き継ぐ看護師へ必ず伝えなければいけないポイントだろう。

この申し送りをポイントを押さえながら簡潔にまとめると、
「XX日に手術を控えているXX号室のAさんは、38度の発熱があったため医師へ報告し、XX時XX 分に採血と解熱剤の投薬を行いました。手術に関しては、採血データを見てから医師が最終判断するとのこと。採血データはXX時XX分の段階ではまだ出ていないので、確認をお願いします。また医師からすでにAさんへの話はあり、状況次第では手術の延期もあるという説明で、Aさんも納得しています。」
となるだろう。

この申し送りは、時系列に報告しているため、聞く側にとっては状況を把握しやすいというメリットがある。またポイントを押さえており、次の担当看護師が何をすれば良いかも分かりやすい。必要なポイントを押さえて簡潔に話をまとめるためには、申し送りの時だけでなく普段から、話をうまくまとめる話術を磨くことも有効かもしれない。